対向装置用にとりあえずで作ったFedora 9。(デスクトップ環境では暫く使っていなかったので,結構新鮮)
メニューバーを見ていたら,「サーバーに接続」という項目があり,WebDAVでも接続できるらしいが,client以外開発環境のみをインストールしただけだったので,いろいろ試したけどWebDAVサーバーに接続することが出来なかった。
WebDAV経由でファイルのやり取りができるとちょっと便利かも知れないので,Google様のお告げでちょちょっとインストールしてみた。#firefoxもインストールしたのは内緒
ターミナルのクライアントは,cadaverを使う。
からダウンロードできる。
現在(2010-04-21)は,cadaver-0.23.3.tar.gzが最新。
さくっとダウンロードしconfigとmakeとmake installを実行する。
$ tar xvf cadaver-0.23.3.tar.gz $ cd cadaver-0.23.3 $ ./config $ make # make install
で,cadaverでアクセスしてみる。
$ cadaver https://YOUR.WEBDAV.ADDR/YOUR_DIRECTORY SSL is not enabled.
SSLが使えないのは,configでなんとかなるのかなぁと思いつつ,今回は繋ぐのが目的なので,
$ cadaver http://YOUR.WEBDAV.ADDR/YOUR_DIRECTORY Authentication required for YOUR_DIRECTORY on server `YOUR.WEBDAV.ADDR': Username: YOUR_ACCOUNT Password: dav:/YOUR_DIRECTORY/>
というわけで,マウントできた。
プロンプトで,"help"や"?"とするとコマンドメニューが出てくる。いろいろ出来そう。
26文字以外は,面倒なのでなるべく使いたくないが,やはり便利なので,日本語ファイル名も使う。
ちょっとしたファイルならばあまり問題ないが,久しぶりのデスクトップ環境なので,デスクトップ環境で使いたい!
mount.davfsを使えば,/mnt/davとかにマウントできるとか,mount -t dav ...とかでmountできるらしいが,コマンドねーとかしらねーとかでマウントできず。mount.davfsを探したけど無さそうなので,ソースからコンパイル・インストールしてみる。
http://savannah.nongnu.org/projects/davfs2
からソースを取得し,config, makeを実行するとneonが必要だと要求される。
からダウンロードしてきて,
$ ./configure --enable-webdav --with-ssl=openssl $ make # make install
再度,mount.davfsをconfig, make, make installを実行。
実際にやってみる。 #mount.davfs ttp://YOUR.WEBDAV.ADDR/YOUR_DIRECTORY /mnt がしかし,davfs2ユーザが見つからずマウントできない。
ここで,INSATLLがあるのに気がつき,見てみるとdavfs2ユーザとグループを作らなくちゃ行けないらしい。 なので,作ってみた。
passwd davfs2:x:499:499:davfs:/var/cache/davfs2:/bin/nologin group davfs2:x:499:
追加後に再度マウントしてみる。 #mount.davfs ttp://YOUR.WEBDAV.ADDR/YOUR_DIRECTORY /mnt
であっさりマウント。
あと,ホームディレクトリに.davfs2というディレクトリを作成し設定を記述しておけば,次回以降サボれるらしい。