最近マイブームのpkg_addでXorgをVMware Player上のFreeBSD 6.2にインストールした。
でも640x480の画面ではちと辛いものがある。
インターネットでは「全画面化して使ってるよーん」てなことも書いてあるので出来ないことは無いのだろうと探しまくって出て来たメソッド。
何はともあれ、X Window Systemをインストールする。
pkg_add -r Xorg
このあとハンドブックにある通り、X11のコンフィグレーションを行う。
# Xorg -configure # Xorg -config xorg.conf.new (Ctrl+Alt+Backspace) # cp xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf # startx
さすがにデフォルトではちと辛いので、次にウィンドウマネージャをインストールする。
GNOMEやKDE(これらはデスクトップ環境)やAfterStep...(あとなんだっけ?)とりあえず結構インストールしたりアンインストールしたり。
で結局、XFce4に決めた。XFce4もデスクトップ環境ではあるが、軽いのとXfce Panelのバランスが良いかな。
pkg_add -r xfce4
xfce4の終了ボタンを押すと
logout restart shutdown
が並んでいる
でもrestartとshutdownが有効になっていない。
これは、管理ユーザではないためでsudoを入れてxfce4のヘルパーを呼び出せば良いらしい。
pkg_add -r sudo
次にxfce4のヘルパーを設定する。
# visudo
USERNAME ALL = NOPASSWD: /usr/local/libexec/xfsm-shutdown-helper
USERNAMEは例だと%usersとかになっているんだけど、%uesrsと書くとシャットダウンできない。
なので本物はじかにユーザ名を書いてあることは内緒。(RTFMなんだろうなぁ)
ここからxorg.confを設定していく。ThinkPad X60な都合上800x600のウィンドウにする。
(画面いっぱいいっぱいで使うなら1024x768)
Section "Device" Identifier "Videocard0" Driver "vmware" EndSection
Section "Monitor" Identifier "Monitor0" HorizSync 1.0 - 10000.0 <=== add VertRefresh 1.0 - 10000.0 <=== add EndSection
Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 16 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 16 Modes "800x600" "640x480" <=== add EndSubSection EndSection
Section "InputDevice" Identifier "Keyboard0" Driver "kbd" Option "XkbModel" "jp106" <=== add Option "XkbLayout" "jp" <=== add Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps" <=== add EndSection
startxでXを起動 ポイントは、HorizSyncとVertRefreshだったみたい
コンソールでログインしてわざわざXを立ち上げるのも面倒なので、(ってかXからシャットダウンできるので)コンソールログインしたい。
X Windowには、XDMというウィンドウマネージャがある。
/etc/ttysを編集する。
ttyv8 "/usr/X11R6/bin/xdm -nodaemon" xterm off secure ↓ ttyv8 "/usr/local/bin/xdm -nodaemon" xterm on secure
再起動後にX Loginが表示されるはず。